2月議会で「議員提出議案」として、昨日4日(水)に議事日程に追加された、入間市議会定数2減の議案は、入間市民の全体意思を反映し、入間市議会議員の多数の賛成をもって、10日(火)に可決し、次の(3月の)一般選挙から施行されるものと思います。
私宮岡治郎は、議員提出議案、「入間市議会議員の定数を定める条例及び入間市議会委員会条例の一部を改正する条例」の賛成者に名を連ねています。すなわち、定数を24人から22人に改め、それに連動して、2つの常任委員会の定数を1人ずつ少なくする、一部改正条例のの提出者側です。
今後は、2月10日(火)の総括質疑2日目で、平成21年度予算の11議案の後に、質疑の対象となるでしょう。議員自身の身分にかかわる議案ですが、あくまで政治理念に基づいく、質疑する議員と提出者議員との、いわば同等の立場での問答としたいものです。次に、委員会付託なしで、反対討論と賛成討論が予定されています。入間市民の納得のいく内容としたいものです。そして賛成多数で可決成立するでしょう。
入間市議会では、過去2回の市議会議員定数減が、一般選挙直前の2月議会で可決・成立しています。それぞれの時代の様々な事情はあったでしょう。4年前の定数削減は、狭山市との合併破綻の直後でした。また、細かく条例や規則を吟味しますと、整合制の問題もあるでしょう。しかし、細かい議会運営規則等の調整は、改選後の新議員の方々で十分な時間をかけて検討すべきと考えています。
先月1月29日(木)に、入間市選挙管理委員会による、立候補予定者への説明会が実施されています。したがって、その後の市議会での審議となります。順番が逆ではないか、との批判も想定されます。また、2月10日(火)に可決成立しても、3月8日(日)の選挙告示まで、残り26日しかありません。周知期間の観点から的確性にかける、との批判もあり得ます。
私自身、内心忸怩たる思いも一部にはありますが、総体的には正しい判断である、との確信をもっています。 更に、政治とは今回のように「土壇場」に至らなければ、ある種の「英断」は出来ない、というのが私なりの経験則に基づく見解です。泥をかぶるのも政治家の使命である、と考えています。
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