労働党余りに急進的なる態度にして

　１９２５年（大正１４年）の衆議院本会議議事録の、ある衆議院議員の発言からの引用です。この数年前にイギリスのロイドジョージ労働党内閣が倒れた原因を、婦人参政権を獲得したイギリスの女性達が、急進的な労働党内閣に反発したため、と判断し。その上で、婦人参政権を衆議院議員選挙改正法案に含まなかった理由を、質問しています。

　女性の票は保守的である、といった前提で論旨を展開しており、現在の政治状況を洞察するための、参考ともなりそうです。