午前9時30分から11時30分頃まで、市議会の福祉教育常任委員会が、第3委員会室で開催され、委員の一人として参加しました。内容は、条例改正1件、補正予算2件でした。
条例改正は、「入間市重度心身障害者福祉手当支給条例の一部を改正する条例」で、手当ての支給の対象者を改める内容でした。総括質疑で論点はほぼ出揃っていたので、審査は経過や事実関係の確認などでした。
討論は、共産党の議員団の代表が反対、私が保守系クラブを代表して賛成、公明党の議員団の代表者が賛成、の立場から行い、採決の結果賛成多数で可決成立しました。
直後に、委員の一人から付帯決議が提案され、案文の朗読、それについての質問と答弁の後、討論無く、全員一致で成立しました。付帯決議は、「65歳以上で新たに障害者手帳を取得した方を、支給対象外」とした事に対する融和策として、生活困窮者の特別の配慮を求める内容です。
補正予算の一つは一般会計予算で、もう一つは国民健康保険特別会計予算でした。どちらも、討論なく、採決の結果、全員一致で採択すべきものと決しました。
私宮岡治郎は、一般会計予算では、防災・国民保護費で、「全国瞬時警報システム」の「同報無線」という意味が分かりませんでしたので、質問しました。答弁は、多くのスピーカーから同時に発生するもので、夕方の「良い子チャイム」を例に挙げており、私も理解しました。
健康・福祉費で、「障害者・高齢者自立支援事業」で、特別対策として体育館のバリアフリーにも適用されると説明があり、「フライングディッシュ」といった言葉の後に「障害者スポーツ大会云々」があり、「フライング何某」を、スポーツ競技種目を知らずに、バリアフリーの一環と誤認して、質問をしてしまいました。
児童保育費で、「民間保育所増改築整備事業補助金」について、木造二階建ての園舎の耐震補強について確認したところ、鉄筋コンクリート二階建てに立て直す内容でした。行政用語は額面通りには解釈出来ないようです。
公民館費で、「修繕費」に東町公民館のエレベーターへの分もあるとの説明があったので、定期点検以外に何らかの故障でもあったのか、と問うたところ、定期点検で発見された、インターフォン故障の修繕費でした。
国民健康保険特別会計では、医療制度改革で様々な見込み違いが生じたことに鑑み、今後の特別会計の予想、一般会計からの繰入金の見込み、保険給付費の推移など、全般的な質問がありました。
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