私が毎日読んでいる新聞は、朝日、読売、公明、赤旗の4つです。平均して、朝日・読売に30分ずつ、公明・赤旗に15分ずつを費やしています。合計1時間半程になるので、かなり新聞を読んでいる人の部類に属するのではないか、と考えています。
本日午後には、議会図書室で、日本経済新聞を過去3週間程に遡って、通読しました。日経については昨年の秋、議会広報委員会で若手の同僚議員が提案し、ベテランのある議員も私宮岡治郎議員も支持し、全委員の賛同の上で、市議会での購読を開始した経緯があります。公費を有効に使わせいただこう、といった便宜的な意識も、また、私独自の堅物的な義務意識も、潜在的に作用していたのかも知れません。
日経は、企業あるいは企業人の論理で、編集され執筆されている新聞です。私自身小なりと雖も会社の経営者(社長)として、既に28年半程の経歴があります。常に経済人として地域経済を基点に、世界(グローバル)経済までも、好むと好まざるとにかかわらず、配慮しなければならない、一種の緊張感をもって生きて来ました。
産経新聞も、バックナンバーを多少通読しました。9月定例議会で、「非核三原則の法制化」を求める内容の請願があり、請願者ご本人の私の事務所来訪と説明以来、50日間程かけて、私なりの方向性は徐々に明確となっています。が、産経の読者の同じ会派の議員もいるので、その論理への柔軟な対応や調和の必要性も感じています。
他に、毎日新聞もバックナンバーを通読しました。社説や評論などで、私が作り上げている論理を補強や補正するヒントを得た、と考えました。
私が、この頃、議会活動の合間に、中島敦やオーウェルの短編小説を読むのも、政治の在り方について、何らかの参考意見を得るためです。と同時に、現在展開されている、政権党の党首選挙についての不毛な論評の雑音から、身を避けるためでもあります。
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