私は、「まちづくり」全般について調査・検討し、ある程度具体化し、その上で現実的な施策を、市の執行部に提言することを、議会活動の基本として来ました。
その際、「まちづくり」に民間の土地がかかわるのが常態です。民地の面積や形状、所有権を初めとする権利義務関係について、直接地権者に尋ねる方法もあります。が、個人情報やプライバシーの問題があり、地権者がどこまで、不都合な事実を含んで、お答えいただけるのか不確かです。
登記所の公図や登記簿謄本は、万人に公開・開示されたものです。法の学説では、不動産登記に「公信力」は認められていません。が、かなり確度の高い、客観的な資料となります。もちろん、個人情報への不当なアクセス(接近)でもなく、プライバシーの侵害でもありません。
私は、議員活動で公図や登記簿謄本を第一次資料として、活用しています。その情報量は、かなり潤沢な場合が多く、ともかく面積については正確です。
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