入間基地の『隊友会入間地区協議会』の主催する、『安全保障大討論会 in Iruma』が、午後1時30分から、入間市産業文化センターのホールで開催され、地元市議会議員の一人として参加しました。
基調講演とパネリスト各位の最初の発言が一通り終わった時点で休憩となり、私は、次の予定のため中座しました。安全保障を軍事的に絞って考察する意見と、経済などに広げて論ずる意見とがありました。
防衛論は、近隣の国の軍事的プレゼンスがかくかく「元気が良く」拡大している、のであるから、それに対抗して日本も云々といった、他律的な論拠が多いものです。「いつか来た道」でもあり、取り返しのつかない結果が、いとも簡単に論じられ、繰り返されるのでないかと危惧しました。
しかし、防衛大学校出身の宇都参議院議員が、少子高齢化の現実も踏まえて、今後2028年までの16年間の国家財政事情による、防衛費の制約を前提とする、安全保障論を打ち出した点には、意外な新鮮さ、視野の広さ、現実性を感じました。
少なくとも、他には無い「高度な国防論」ではあります。
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