かつて古今東西の政治的統治者の多数派は、時代の文化の推進者あるいは、後援者でした。文化的な付加価値が備わって初めて、多くは軍事によって獲得された政権の正当性、経済的繁栄の果実が、表象され得たものと思われます。
政治志向は、ほとんどの場合権力志向とほぼ同様ですが、文化志向を欠いていては、その権力を長らく持ちこたえることも困難でしょう。
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