インドにおける身分差別の中で、最劣位に据えられる『アンタッチャブル』は、当該に人に触れるだけで、己の身が穢れる、といった非科学的、非合理的で、深刻が差別の状況を反映した、英訳語てす。
インドにおける『アンタッチャブル』とは、ある意味では逆の意味合いが、主として1920年代の禁酒法下のアメリカ合「州」国の連邦捜査官の異名として、よく知られています。
この場合、非合法な酒類の製造・販売に携わる、ギャング等の脅しや買収等が、通用しない人々を表します。
その前提として、多くの警察官が、賄賂の見返りに酒類の製造・製造販売を取り締まらずに、黙認してきた事情があります。
思うに、『禁酒法』そのものが悪法である、といった立脚点からは、そうであるならば、黙認は非道徳ではない、との論法も、一応は成り立つ余地が存在するのが、難しいところでしょう。
しかし、黙認が、その他の多くの犯罪の黙認に波及し、大きな社会不安や混乱を導いたのも事実なのです。
英雄気取りとなるかも知れませんが、今現在の私の政治的な立ち位置は、彼のエリオット・ネス側に所属する、連邦捜査官(FBI)といえるでしょう。
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