経験則から申し上げれば、半信半疑の政治家や政治集団は、まずまがい物である、といった結論が導き出されます。
人的な要素や様々な夾雑物を除外して、半信半疑の『政治』と、一般化して考察するのが、結果的に妥当なようです。
そのような半信半疑の政治を前にして、取るべき態度には、二通りがあるでしょう。
一つは、まがいものである、あるいはまがい物の可能性十分と承知の上で、「信じたふり」をすることでしょう。
もう一つは、あくまでまがい物はまがい物であるとして、突っぱねる態度です。
昨今の国政の与党については、有権者としては、最初から「信じない」のが、妥当であったようです。が、多少とも政治の末席に連なる者としては、一定の約束事として、「黒子は見えても、見えない」という約束事を前提に、行動しなければならない物なのです。
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