英語で、フォーチュンとラックとは、どちらも「幸運」と翻訳されますが、その内容には格差があるように思われます。
フォーチュンは、まじめな努力を伴った果報であり、その蓄積が「富」とも訳されるようです。 副詞のフォーチュネイトリーの場合、謙遜して偶然に幸運であった、と自ら語る場合もあるようです。
ラックは形容詞化した場合ラッキーですが、ギャンブル性の偶然の射幸性のみの「運」であり、努力によるおのではなく、倫理的な要素の捨象された。意味合いとなるかと思いました。 これは「つき」であり、それが無くなれなば、「つきが落ちた」といった、何ら教訓的な要素が付随しません。
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