深夜にインターネットのyou-tubeで、1955年制作のアメリカ映画『泥棒成金』を鑑賞しました。 監督はアフルレッド・ヒッチコック、主演はケーリー・グラントで、原題は To catch a Thief (〈宝石〉泥棒を捕まえるには)です。
すでに、1970年代の前半に、吹替えのカット版で、不完全ながらテレビで鑑賞済みではありますが、40数年経過した現在の自分の方が理解力は数段上がっていると考えられました。
時代背景として、フランス・レジスタンスの余韻、有閑階級の厳然たる存在感、がありました。 また、同じ監督・主演の映画『北北西に進路を取れ』の素案的な映画と位置付ける事も出来るでしょう。
副産物として、現在ではユネスコに世界遺産になっているであろうと思われる、地中海沿岸リヴィエラの市街地の「伝統的建造物群」が見ものでもありました。