かくも、大掛かりで無慈悲で相手かまわずの暴力が、横行する時代となりました。 様々な文明の利器は、武器ではなくとも加害の道具となり、主として民間人を標的とした場合に、最大の効果を上げる、といった現実を突きつける様になりました。今後も追随者が多く出現する惧れがあります。
テロりズムは権力闘争にその淵源があり、軍事行動等の暴力の作用と、劣勢な側の反作用の、連鎖と増幅が、これらの事態を惹起し拡大しているのでしょう。
古典的な敗北主義として、現実政治からは概ね排除されてきた、インドのマハトマ・ガンジーの『非暴力・不服従』の主義が、再評価されなければならない時代が到来しているようにも考えられます。
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