市議会議員の役割について、最近思うことがあります。 それは、民意を行政に反映させるだけではなく、行政そのものの均衡、バランスを維持する作用です。
一般職の市職員は、条例や規則に基づいて、それを最首として行政事務を執行するといった職務上、どうしても形式的で、微細な事柄に価値観の重心を移しがちで、市民生活にとっての価値とは別方向へと外れてしまう事が、しばしばあります。
市議会議員は、あくまで素人としての視座に止まり、際限ない事務鵜的な煩雑さからは一定の距離を置いて、一般常識や社会通念に基づいた大雑把な判断をし、結果的に「官僚制」を排除とはいかなくとも、少なくとも希釈して、行政全般の自己目的的な「行き過ぎ」を抑制する必要があります。
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