博物館と学校との連携、これを「博学連携」と称しているようです。
学校の学級毎に、担任の先生が児童・生徒を引率して、博物館の展示を見学し、その際に、博物館の学芸員がその解説あるいは捕捉説明を行い、児童・生徒の質問に対して、含蓄のある答弁をする、といった形態が理想です。 その理想像は夙に知られているでしょう。
更に、学芸員が、博物館の展示物の一部で、持ち運び出来るもの、つまりポータブルな資料を、教材として持参して学校を訪ね、教室で児童・生徒に解説して、質問に答える、といった「出張型」(リーチアウト)もあるようです。
今、入間市の学校教育で、児童・生徒の学力の向上が課題となっています。 国語や算数(数学)の教科の学習の定着が、学力テストによると、余り芳しく無いようなのです。 これは、その他の教科にも当てはまりそうです。
博物館の展示、例えば郷土の歴史の展示について、学校教科書の記述内容と整合性を保った、配置や展開とすべきと考えます。
例えば、郷土の近代の歴史上の人物、粕谷義三氏の事績、生きた時代についても、単に、『普通選挙法』成立時の衆議院議長とするのではなく、『治安維持法』成立時の衆議院議長でもあることも、一括して展示すべきでしょう。
これが、文部科学省検定済の社会科教科書と、ピッタリト一致するのです。
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