既に、漢語的な用語も調べて、数回読み込んでいる、芥川龍之介の小説『或る日の大石内蔵助』を、再再度精読しました。
主人公大石義雄の幅広い人間観察眼、社会観、そして人生観について、新たな発見がありました。
武士としての本懐を遂ながら、機械的な武士道だけに、立脚してはいないのです。 大石の倫理性は申し分無く全うされるのですが、それが、単に「己に厳しく、他人に寛容」であるといった、紋切型に止まらないのです。
それは、自分に対しても、人間の道理として、肝要であるといった点に気付きました。
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