1964年の松竹映画『いいかげん馬鹿』をインターネットのオンデマンド配信で鑑賞しました。 山田洋次監督、主演ハナ肇で、「ばかシリース」作品の一つです。
瀬戸内海の島を舞台にし。小さな社会の権力闘争や自然と観光開発の相克を、風来坊と令嬢の心の交流を通して、描かれています。
同じ松竹映画の『カルメン故郷に帰る』の流れを汲み、後の「寅さんシリーズ」の魁です。
封建的な家族制度や、無戸籍の問題など、現代と異なった時代背景mpありますが、現代にも通ずる社会課題も示されるところが、山田監督作品の面目といった所です。
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