午前9時50分頃に、市役所地下のロータリーに赴きました。本日は、市議会の基地対策当別委員会で、東京世田谷区の『自衛隊中宇病院』の視察があり、委員として参加しました。
午前10時に市のマイクロバスで出発しました。参加者は20名で、委員が9名、委員外議員が3名、執行部6名と議会事務局2名です。
途中、練馬区内で早めの昼食を経て、午後1時過ぎに目的地に到着しました。住所は世田谷区池尻ですが、一般に『三宿』(みしゅく)と呼ばれている地域です。
最初に、会議室でブリーフィングがあり、質疑応答を含めて30分程経過後、2つの班に分かれて、病院の各部署を巡りました。
まず地下1階と2階の間の免震装置、次いで自家発電装置、屋上のヘリポート、病棟の1床室、4床室、2床室、特別の1床室、1階の救急室、付属施設、外来待合室のソファーのベッドへの転換、などで説明を受けました。
1956年職域病院として開院後、1993年の保険医療機関の指定され(オープン化)た経緯は、地元の要望を受けての事の様です。職員は、医師、看護師、事務職、看護学校教官生徒を含めて、総数約900名です。ヘリポートの位置は、地上40mで、新宿副都心や武蔵小杉の高層の建物が良く見えました。
病棟の利用率は、通常30%前後で、そのうち一般の方が40%です。入間市にとって、特に医療過疎が問題となっている小児科の利用状況は、5.1%でした。