イギリスの資本主義の初期的実業家で社会改革家のロバート・オウエン(1771~1858)について調べ学習をしました。
従来は世界史で、先駆的な社会主義者、あるいはマルクス達から、科学的社会主義に対する概念として、『空想的社会主義者』といったレッテルを貼られてきた人物です。
社会変革よりも社会改良を目指し、あまり宗教的宗派性の弊害に染まず、書斎やアカデミズム、ジャーナリズムに止まらず、実践的な工場経営と労務管理を成功させてます。部分的ですが、自己完結する機構ではありますが、理論と実践を兼ね備えています。
論語の言葉に、『積善の家には余慶あり』とありますが、オウエン自身の人生基本的にそれを地で行くようです。 息子たちや娘の人生も、社会貢献の志向を貫いています。
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