すでに21世紀の初め頃から、日本の有識者で、公教育の市場化を危惧する向きがあるようです。
公教育を歴史上提唱した、フランス革命期の啓蒙思想家コンドルセや、アメリカプラグマティズムの代表的提唱者デューイについて調べ学習をしました。
コンドルセの場合、既に原初的な段階で、公教育が結果的に、当人の死後かなり経過してから普及し始めるにも関わらず、驚くほど現在の日本の、公教育の問題を適示しているような思想です。
①政府の義務である、②個人の思想は侵害しない、③政治的権威からの独立、④機械均等の補償、といった骨子には、その先見性と、時代を超えた普遍的妥当性に脱帽しました。
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