1916年(大正5年)1月発行の雑誌『科学と文芸』で発表した、科学者で随筆家の寺田寅彦の文『科学者と芸術家』を読みました。
想像以上に、高度で現代的な課題を既に掌握しており、他の追随を許さない程の独自性が発揮されていました。
単に、科学者が真理を探究し、芸術家が美を追究する、といった単純な棲み分けを論ずるのではなく、相互参入の要素を論ずるだけでも、「これは!」と思わせます。
さらに、論旨の展開の鋭さと幅広さには、敬服の至りでした。 取り分け「同一な真の半面」といった比喩は見事です。
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