寺田寅彦は、夏目漱石の門下ですが、科学者で随筆者として際立っており、小説の作品が残っているのが意外でした。
内容は、紀貫之の土佐日記ばりに、高知を出発して、東の都に上る紀行文調のフィクションでしょう。
文体は、日頃の随筆とは打って変わって、漢語の潤沢な綴りの連続です。幸田露伴の文章に似ているかと思いました。
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