孔子の言行録『論語』の中に、「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」という言葉がありました。君子であれば、考えは違っても、好ましい目的に向かっては協力する。それに比べると小人は、(反社会的で私利を求めるような)利益の為に徒党は組んでみたものの、結果的に協働は出来まい、という意味に意訳できます。
「同ずる」目的が、「呉越同舟」のように正反対である、という事を前提に論じているのです。善悪といった価値基準さえも捨象して、一般化して論じているところに、孔子の叡智が垣間見られます。
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