午前9時30分から、市議会の第3委員会室で、福祉教育常任委員会が開催されました。委員会に先立って、委員会室は30人程の市職員で埋まりました。4月の市役所の人事異動から直近の常任委員会なので、福祉教育常任委員会の所轄する5つの部の課長級以上の職員の紹介が、各部長からありました。
委員会に付託された議案は、条例3件、補正予算2件、請願2件でした。議案は延べ7件でしたが、条例で1件、請願で2件、委員会で賛否が分かれたため、私宮岡治郎は、条例では賛成討論、請願では反対討論を行いました。
条例の「入間市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」では、国民年金保健税(国保税)の課税について、以下の3点の改正でした。(1)上場株式等の配当所得について、申告分離課税制度を創設する。(2)土地を取得してから所有期間が5年を超えるものの譲渡の場合、この所謂「長期譲渡所得」から1千万円を控除して課税する。(3)上場株式等の譲渡損失を過去に遡って、損益通算及び繰越控除して、その年の上場株式等の配当所得から控除出来る。
これは国の景気浮揚策の一環として理解しました。入間市の濃く保税は、所得割だけではなく資産割もあって、国保税の減収は極めて僅かであり、株や土地に対する投資意欲への積極性を増す、といった利益の方が遥かに大きいと思いました。金持ち優遇税制との批判も反対討論にありましたが、投資に損失の危険負担(リスク)はつきものであり、国保税で優遇されるとは限りません。
以上のような要旨で賛成討論を行いました。採決の結果賛成多数で決定しました。請願については長い記述となりますので、後日に日記で記述します。
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