本6月定例市議会には、複数の意見書の案文が提出されています。議員個人の名で議会事務局に提出され、概ね各派代表者会議で討議され、代表が各派に持ち帰って再検討します。請願と違って、市議会議員全員の賛成がなければ、意見書として国や国会など地方自治法に基づいて提出されることはありません。
したがって、個人的な見解を記述している内容のものや、党派的な性格が濃厚なものでは、成立しない場合があります。せっかくの案文ですので、部分的な修正によって、入間市議会の最大公約数的に誘導することもありえるでしょう。
もっとも本質的な部分を変えてしまっては、議会に提出した議員の意思がないがしろになりますし、提出議員自体が、修正案に否定的出るがために、反対する可能性もあります。
そのような前提条件であっても、案文を修正あるいは補正を検討するのは、知的な側面では面白いものです。今回は「ハローワーク」、「労働者派遣法」、「北朝鮮の核実験」について述べた内容です。一地方議会といえども、一字一句といえどもないがしろにせず、場合によって将来が開かれるのではないか、との希望や苦心もあります。
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