市議会の議会運営委員会副委員長として、11月に予定されている視察の幹事を仰せつかっていますので、三重県四日市を軸にした場合、もう一つの視察都市を鈴鹿市にすべきか、あるいは松阪市にすべきか、と比較考量しました。
議会基本条例等、議会運営が視察の対象ですが、その内容については制度の建前と実態とがかなり乖離している場合もあり得ます。そこで、二つの都市の中で、入間市と類似の都市を視察することが得策である、と考えました。共通項の多い都市の方が、議会運営の差異について、その訳を特定しやすいと思われるからです。
都市の立地については、大都会名古屋市の中心から、鈴鹿市が40分位、松阪市が1時間位で、鈴鹿市の方が、大都市からの距離といった条件では。入間市に似ていると考えられます。都市の沿革については、寄り合い所帯的な鈴鹿市が、歴史有る城下町でありながら2005年の1市4町の新設合併を実施した松阪市よりも、入間市に近いと思われました。
関心度では、ホンダの主力工場の立地する鈴鹿市は、入間市の隣の狭山市に類似しており、今注目のハイブリッド車「インサイト」を製造している事が注目されます。
市議会の改選からの年数では、鈴鹿市が2年半、松阪市が4か月であり、松阪市の方が入間市と類似していますが、議会運営について新議席で試行錯誤の想定される松阪市よりも、2ヵ年経過の上に新正副議長の選出されている鈴鹿市の方が、視察目的に適うと考えます。
どうも鈴鹿市の方に分があるようです。さらに、鈴鹿市は、内陸型の工業都市であり、マニフェストの提唱者で前三重県知事の北川正恭氏の出身地で、議会のHPの議員名簿には、議員のホームページやメールのアドレスが記載されているなど、先進的な取り組みが多く有りました。」
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