市議会の福祉教育常任委員会の視察先の候補地について検討しました。静岡県沼津市の視察が、先方の沼津市によって断られたためです。
議会事務局の委員会担当者からは、4つの視察先について調べていただいています。その中のどれかになる可能性もありますが、視察幹事である私宮岡治郎としては、神奈川県小田原市が良いのではないかと考えました。視察テーマは「校舎リニューアル事業」です。
今後の入間市の財政事情を考慮すれば、耐震補強が不可能である学校校舎についてはともかく、原則として校舎の建直しは避けるべきであると考えます。
しかし、時代の要請として、校舎の大規模あるいは小規模の改造は、必要不可欠と考えます。
小田原市は歴史的に、戦国時代後期の北条氏によって、関東地方のほぼ全域の都であった時代さえあります。東海道の宿場としても、二宮金次郎の出身地としても、神奈川県の西の拠点としても、重厚な文化的基盤があります。
例え義務教育の公立学校の校舎といえども、何らかの文化的な綾を見出す、といった付加価値のある視察を望みたいところです。
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