議会の行政視察は、常任委員会でも議会運営委員会でも、そして会派の視察でも、悉く「先進的な」施策が「現実に」実施されている自治体への視察に、絞るべきと考えます。それも、賞賛に値する内容で無くてはなりません。
入間市の行政水準や達成度と比較して、相対的に下回る施策や遅れた施策は避けるべきで、ましてや失策は論外です。実は、資料だけで先駆的な施策と推測して、実際はかなりの失敗例を目の当たりにする場合もあるものです。
ドイツの文豪ゲーテの長編小説『ヴィルヘルムマイスターの遍歴時代』に登場する、理想的な女性について、「彼女は賞賛するに値するものだけを賞賛した。」とありますすが、論ずべき事例だけを、視察の対象にしなくてはなりません。
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