1泊2日で実施の、新潟県佐渡市との姉妹都市議会交流会に、議会運営委員長として参加しました。
入間市駅に議員6名と議会職員2名が集合した午前8時過ぎは、小雨の天気の中でした。池袋駅乗り換えで埼京線で大宮駅に向かい、上越新幹線で新潟駅まで往きました。新潟市は台風の影響で、「フェーン現象」となり、強い日差しの中熱風が吹き込み、酷暑となりました。
新潟港で昼食後、ジェットフォイル(水中翼船)による1時間強の航海で、佐渡島の両津港に到着したのが、午後2時過ぎでした。佐渡市議会の議員や職員の出迎えがありました。佐渡市は佐渡ヶ島の1市7町2村が合併した、全島1市の自治体です。
2台の自動車に分乗して、新穂(旧新穂村)の『佐渡トキ保護センター』の『野生復帰ステーション』に赴き、朱鷺(とき)の「順化ケージ」を遠くに見下ろしながら、環境省の佐渡自然保護室事務所の職員の説明を受けました。
私は、ケージを見たときに、ふと、昔所沢の西武園に在った巨大な鳥小屋、を思い出しました。朱鷺の野生復帰には、環境保全はもちろんですが、猛禽類等の自然の脅威の試練も在るようです。
国仲平野の大田園地帯を北西に斜め横断して過ぎ、旧佐和田町の庁舎を転用した、佐渡市議会の庁舎を訪れました。
会議室での両市議会の意見交換会では、事前に佐渡市議会側からは、「決算委員会」について、入間市議会の事情を問う、といった通告がありましたので、資料は先方に渡っていました。
入間市議会では、改選後の今期では、1年目と4年目は、3常任委員会への分割付託、2年目と3年目は、決算特別委員会が組まれます。
それに対して、①一般会計を統一体として審査しない理由。②年度毎に決算への対応が異なる理由、などについて質問がありました。
私が議会運営委員長であり、直近の昨年度の決算特別委員長であった事情で、概ね答弁を行いました。
①については、1年目は、当選直後の新人の議員にも、漏れなく決算審査を経験していただく為もあること。4年目は、市長選挙と時期が重なり、議員の本音として、選挙を優先したいこと等を間接的な表現ながら申し上げました。
②については、会派の構成議員や、会派間の強力関係に変化があり、改選後の「多数派」の」考えが、優勢となって決まると説明しました。
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