『歴史能力検定を2級日本史』を目指して学習中ですが、市議会議員としての資質の向上に役立てる為なのは勿論です。以下、目的とする関心事を列挙します。
(1) 古代史の謎解き: まずは最新の調査・研究に基づく定説を把握し、考古学的な接近を試みたいと考えます。これは、神話の否定であり、現代の日本が誤った方向を辿る兆しが見えた時に、それを阻止する強力な道具(ツール)としたい。
(2) 律令制度の職制: 現代に至る公務員制度の原型の雛形として理解したい。 その後の「令外の官」についても、その必要性や官制の柔軟性に配慮しつつも、制度の崩壊過程として理解したい。
(3) 平安時代後期から鎌倉時代の世相: 新仏教の発生と展開を通して、衆生救済の大課題への取り組みを、現代人として手本としたい。
(4) 江戸時代の幕政の変遷、学芸の深化: 八代将軍吉宗就任による事実上の政権交代の中での、治水事業、飢饉対策、経済政策を詳細に知りたい。これは、防災行政の参考となる。儒教を中心に学問、文学を中心に芸術、の到達点を理解したい。
(5) 明治維新: 肯定的にではなく、徳川瓦解といった批判的・否定的な視点で、通覧してみたい。不平士族の反乱や自由民権運動を正当に評価したい。
(6) 大正デモクラシーと昭和の軍国主義: 現代日本にも通ずる大きな歴史的教訓として、従来とは違った角度から学習したい。
(7) 戦後史を総括的に: 1945年8月15日から、2011年3月11日までを区切って、日本人と核との根本問題を掘下げたい。
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