自民党入間支部の『親睦旅行』に参加しました。本日は、1泊2日の旅行の初日です。今回の旅行は、「親睦」とは云っても、一定の目的意識が反映されていました。東日本大震災で被災した東北地方の災害復興支援と、世界遺産に登録された『平泉』の文化財の見学です。
バス2台に分乗して、圏央道・関越自動車道・北関東自動車道を経由して、東北自動車道を北上しました。福島市南西部の郊外にある、福島市の施設『四季の里』の農園レストラン『アサヒビール園』で、ジンギスカン料理で昼食となりました。
その後バスで移動して、仙台市若林区の荒浜地区を中心に巡りました。3月11日の東日本大震災の、津波被害の模様や瓦礫撤去の現状を、バスの車窓から「視察」しました。仙台平野の穀倉地帯や住宅地で、津波が内陸深く押し寄せ、仙台東部有料道路の土手より東の海側は、壊滅的な被害となっていました。
農地は雑草が伸び、残った住宅でも一階部分が例外なく大破しており、住む人はありません。いかなる交通事故でもあり得ないほど原型を止めない自動車、いかなる大型車が飛び込んでもこれほどには、といったほど一群の柱の曲がったガソリンスタンドがありました。
津波災害に地盤沈下もあり、農地の復興も厳しいものと思われました。海辺の防風林も大部分なぎ倒され、塩害の為か、高所に枝の残った樹木も枯れ始めています。
宿泊は、鳴子温泉の『鳴子ホテル』でした。宴会で挨拶した女将さんが、自民党の宮城県支部の女性部の副会長という事で、特に示し合わせた分けではありませんが、挨拶の中にも反映していました。
①南三陸町の被災者を、一泊5,000円の公費で受け入れたこと。②自民党宮城県連ではかつて6小選挙区すべての議席を占めたこと。③現在、選挙区から民主党の財務大臣が出ていることなどを、鳴子温泉の宣伝を含めて如才なく語りました。
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