午後4時頃から5時頃まで、産業文化センターと同じ敷地にあり、一体化した建物となっている『入間市中央図書館』に居ました。
中央図書館ならではの日本古典の蔵書として、江戸時代の『心学』の祖で、京都を本拠地として活躍した思想家石田梅岩(1685~1744)の著書を読みました。日本史の学習で、おおよそ内容の見当はつく書籍でも、直接原典に当たるのは思いの外の発見もあり、存分の価値があります。
帰宅後の深夜には、大坂(今の大阪)の懐徳堂で活躍した、思想家富永仲基(1715~45)の著作にふれました。日本独自の、それもマルクスやエンゲルスよりも百年前の「唯物論」です。 更に後世、富永仲基の学説を、日本では唯一の「独自の学問」として評価した、歴史家内藤湖南(1866~1934)の大正時代の、大坂朝日新聞主催の講演会の講義録を読みました。
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