埼玉県西南部の入間市の行政は、地方自治の単位で考察すれば、多くの面で、東京都下の多摩地区の行政事例を参考に、結果的に追いかけて来たものと思います。
基礎自治体の団体自治が、地域社会に及ぼす影響について、市関係者は過大に考えているように思われます。勿論、行政の責務として地域を考察する市政は保ちつつも、行政的な要素を除外あるいは捨象しても、多摩地区の事例は、入間市にとって「先進事例」となるものでしょう。
「行政」視察といった範疇で、市議会の視察は企画検討され実施されるわけですが、多摩地区を視察先に選んだ場合、様々な、総合的な社会的要素を学習する意義は、かなり大きいものと考えます。
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