入間市の、緑の環境保護といった視点から、開発主導型の行政には「批判」で通してきたのが、私宮岡治郎の政治の立ち位置でした。
緑の環境保護どころか緑地保全も皆無で、とっくに緑の消滅した大都会の一等地で、より高度な商業的経済性追求のため、すでに巨大化したコンクリートの塊を破砕して、再びさらに強大なコンクリートの塊の、建造物や構造物を林立させる「開発」も、所詮「水に水を足す」ような価値の薄いものでしょう。
極々わずかの関係者の懐を肥やすに止まり、社会全体、国民全体、広くは人類全体の暮らしに、どれほどの効用をもたらすものか、はなはだ疑問に思ってきました。
開発主導に合理性の正当な拠点を授ける前提条件として、一定の「節度」を保った都市基盤整備でなくてはならないでしょう。
私はかつて1985年当時、入間市の都市基盤整備には30年かかるものと考え、入間青年会議所の友人にも、その旨話した事がありました。つまり、2015年までかかるので、その時点までは、一定の経済発展や成長は不可欠、といった論法でした。
2013年に踏み込んだ今、残りはあと3年、ということになります。入間市を大雑把に俯瞰しますと、都市基盤整備については、面的整備の地域、線的整備の地域、その他の地域に分かれます。
一概には言えませんが、「面的整備」がほぼ最終段階を迎えているのが、豊岡地区や藤沢地区です。「その他」の地区が、金子地区や宮寺・二本木地区となります。 その中間的存在の「線的整備」の地域が、西武地区と東金子地区となります。
単に、人口の集中や分散、地理的な条件の事情だけで判断したものではありません。とくに中間的存在の地域では、今現在の対応如何で、面的なあるいは網状の道路整備が促進され得ます。
この場合、政治の境目となるのが、居住者の文化的向上心、教育への熱心さも、存外大きく作用するようです。これらの要素が、政治を通して、大きく作用するようです。
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