企業経営的な論理を以て、入間市の政策立案を志向する向きもあるようです。 たとえば、入間市だけが他市には無い斬新な経済特区的な手法を講ずれば、入間市だけが他市に比べて突出した自治体に「発展する」といった具合です。
この手の原理は、一面の目的だけを追求する弊害だけではなく、そもそも多面的に考察するば、弊害の方が多く、仮に入間市だけが栄達したとしても、日本や世界の経済へのマイナス効果が多大である事が分かっていません。
自治体の経済政策とは、株価の変動や一時の冬季での利益確保を志向する、いわゆる「エコノミスト」を中心に据えるのではなくて、広く衆生を救済する、「経世済民の学徒」を中心に据えるべきなのです。
コメント