市議会の同僚市議から、金沢市の教育委員会の作成した、中学校英語副読本を1月頃から借り続けており、未だに返却していません。
金沢市は入間市議会福祉教育常任委員会が来る5月1日に視察予定で、その視察の「予習」の資料として私は最初通読したのですが、幅も奥行きも深い「良書」です。
とりわけ、金沢出身の有名人の記述の中には、台湾で洪水防止と農地灌漑の為に、ダムを設計・監理・施工した八田与一氏も含まれています。
近年国の安全飛翔問題が喧しい日本にあって、「海外から感謝され尊敬される日本人」といった、最も高踏的で、「国防」それ自体といった狭い意味合いですらも効果的な人物を取り上げています。
更に、どういった点が、大事業成功の条件となったのか、その秘訣についても触れており、英語の副読本といった範疇を超えた、価値の創造に広がっています。