埼玉西部消防組合議会の、1泊2日の視察の1日目として、午後仙台市の消防を視察しました。 まず、市庁舎で説明を受け、質疑応答がありました。
仙台市の場合、消防職員の死者はゼロでしたが、消防団員の死者は3人で、殉職者との事でした。 私が、3名がお亡くなりになった具体的な状況を質問しますと、津波の際に間際まで、救援活動を中止しなかった団員が、住民と一緒に流されたもの、との答弁でした。
その後、太平洋岸の荒尾地区の津波被災地を現地視察しました。 仙台市での最大の津波被災地です。 3年前の秋にも訪れていますが、水田の塩害の除去などで、作付された田圃もあり、瓦礫などはきれいに撤去されていました。
海岸の防風林近くでは犠牲者の姓名と年齢を刻んだ慰霊碑も昨年完成していました。 復興事業が進み始めているようでした。