中国の大都市には、時代の変遷によって、敬称が変更する例は、高校の世界史の付属資料などにも、一覧表があるほどに、多くあったかと思い出しました。
現在、ウイグル系のイスラム教徒の紛争の絶えない、『新彊ウイグル自治区』の場合の『新彊』は、新しい土地といった意味のようです。 が、「シンキョウ」の発音から、戦前戦中を過ごした日本人には、現在の中国東北部の吉林省の大都市『長春』に、かつての傀儡国家『満州国』の都『新京』を連想する場合もあるようです。
しかし、『新京』といった都市名は、その時代背景や結末を意識せずとも、何と無く脆弱な字面に見えてたまりません。
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