市議会の決算特別委員会の現地調査があり、委員の一人として参加しました。 委員外の議員を含めて13名の市議会議員が参加しました。 午前中に、市のマイクロバスで市内2箇所を巡りました。
①入間市駅土地北口区画整理事業の中の、平成25年度の事業として、豊岡教会の移転と黒須中央通り線の暫定工事 ②入間市民会館の施設及び設備の修繕
①の中の『豊岡教会』の曳家移転は、元来の建物の中「牧師館」は、物置として使われているのみであったので、解体撤去しました。 その次に、教会本体だけをジャッキでレールに浮かせて150度回転させ、国道16号側に寄せてました。 建物が無い状態で、従来の基礎を撤去して150度向きの変わった基礎工事を行い、その上に教会本体を載せて、更に北東側に本体に近い規模の付属施設を増築する、といった大掛かりで複雑なものでした。
国道16号の拡幅の影響は思いの他大きく、その上で、従来旧道側にあった玄関を国道16号側に向け直すことになりました。
また、黒須中央通り線は、従来の市道の代替に止まらず、対面通行できる幹線道路としての機能を担うもので、従来の市道よりも三角形の敷地側に食い込んで、かなり高い位置に築造されています。 今後、「霞橋」の架け替え工事や暫定的な既存道路との接合部の高さ調節など、かなり課題がありそうでした。
①と②の間の移動は、丁度平成25年度中の、昨年12月16日に開通した、都市計画道路の「馬頭坂線」を通過するものでした。 図らずも、実質的に3箇所の現地調査を達成した事になります。
②の市民会館では、主に耐震診断の結果に議員の関心が集中しました。 東日本大震災での破損と補修箇所、音声の反射鏡の床面固定による、地震発生時の安全対策は、現地調査で初めて知りました。
耐震補強する場合、市民会館入口のホワイエの壁面増設や筋違の設置が想定される現場を、意識して眺めました。
更に、オプションとして地下室の非常用の巨大な自家発電装置、5年ごとに更新する義務のあるバッテリー群を視察して、装置の試運転の音の凄まじさに驚きました。
最後に、屋外に階段で上がり、平成25年度工事の、受水槽の更新工事状況を現地調査しました。 これは、経年劣化によるものですが、金属疲労が、水圧によるものである事を理解しました。
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