深夜、インターネットのYou-tubeで、1930年制作のアメリカ映画『西部戦線異状なし』を鑑賞しました。 アメリカのハリウッドの映画で、1930年のアカデミー賞の作品賞や監督賞を受賞していて、当時のアメリカの正統派の映画に属するでしょう。
1929年に発表された、ドイツの作家レマルクの同名小説の映画化ですが、映画が音声(トーキー)を持った時点での初期の作品で、10年程前の第一次対戦での敵国ドイツの青年たちを、多少アメリカナイズされながらも、的確に描いています。
塹壕戦や白兵戦での恐怖や悲惨を、砲弾の発射・滑空・接近・着弾の効果音も交えて丹念に描写し、戦争の最中での人間性の歪みや、偽善なども問題点にも踏み込んでいます。、
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