議員活動の中で、行政上の課題について、的確に本質を伝える事の難しさを痛感しています。
いきなり本論の入るのは、諸般の事情で抵抗がある場合でも、前置きを述べると、その前置きについての議論から抜け出せなる場合があります。
そうなりと、結果的に本論に入れぬままに話は、時間の制限や、相手に取って興味をそそる話題提供者の参入によって、中段してしまうのです。
後日改めて、同じ話題を開始する場合も、少し角度を変えて、先方の関心事といった、オブラートに包まなければ、話は進みません。
仏教用語に「方便」といったキーワードがあります。 暫定的な「真理」を提示して、ひとまず納得させるというのも、説教する側の試行錯誤の堆積から生まれたキーワードである事が、やっと分かって来ました。
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