『過ぎたるは猶お及ばざるが如し』といった諺があります。 出典は論語ですが、これには弟子の子貢の質問への答弁、更に再質問への再答弁、つまり、かなり限定された状況での発言を抜き出したものです。 今日では、一般に原文の意味からは独立して、制約なく使われているようです。
孔子が長い人生経験から、最大公約数的に「然り」と、しみじみ考える事項の披瀝であったでしょう。 従って「経験則による判断」といえるでしょう。
私としては、不細工な自分の人生から教訓として学んだ事柄を、かき集めて再構築すれば、「行き過ぎは、不足よりも好ましくない」、といった結論に漂着しますが。
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