『パイロット自治体』といった言葉が、持て囃された時代がありました。 時代の先端をゆく先駆的・先覚的な自治体は、さぞや行政機能や行政機構の内容も素晴らしく、能率的で効率的なのであろう、といった評価上の価値判断が付随したようでした。
が、それは首長の売名行為的な要素が多分に含まれていたかと考えます。 実際に視察をしてみると、粗が目立ち、後まで継続しない事が多々ありました。
翻って見れば、入間市はそのような「冒険的」な施策が、殆どなかった事が幸いでした。
プラスの面でも、マイナスの面でも、これといった「特性」の無い入間市では、他の自治体の事例を参考にし、「試行錯誤」といったリスクを避けて、いわば「省エネの施策」に徹する事こそが賢明であった、と実感しています。
入間市は今後も、基本的にそうありたいものです。
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