映画『七人の侍』から、また引用です。
村人達は、野武士集団から村を防衛するために、侍を雇って戦力けん村人の防衛組織指導を依頼し、その対価として「米の飯を食べさせる」る事に象徴されるように、大そうな優遇をします。
その状況の中で、ある農民が他の農民にそっと囁く科白です。
これ程村が負担を掛けて、もし野武士が襲ってこなかったならば、村にとっては無駄な負担となるので、「大損となるぞ」と言っているのです。
リスクマネージメントの根本的な課題ですが、保険加入者の本体的なジレンマでもあります。 最も、野武士が襲ってくる可能性は、ほぼ確実な筈ですが。
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