医師は、患者に対する薬の処方で、どのような有効性が期待できるか、またどのような副作用が危惧されるか、常に薬の効果について、前もって判断が出来なければならないようです。 処方した後での、観察だけでは不完全という事でしょう。
入間市議会が定例会毎に発行する『いるま市議会だより』についても、書きたい内容、逆に書きたくない内容について、市民の反響を前もって判断できなければならないと考えています。 そもそも、政治家には、発言や行動がどのように評価されるか、前もって「計算」出来なければなりません。批判あるいは非難を浴びることを覚悟の場合でも、どうようでしょう。
市議会だよりに、新型コロナウイルス感染症対策に一環として、議員の政務活動費や視察研修費を、削減する決定があり、その解説文を掲載します。 そうなれば、市長・副市長・教育長の三役の報酬削減の条例の議案を市議会が採決した、その議案の解説文を同時に掲載するのが、順当でしょう。
あえて申し上げるならば、前者だけを掲載して、後者を掲載しないならば、市議会だよりが手前味噌な存在であり、陰険な存在との誹りを免れない可能に思いを巡らせるのは、健全で賢明な効果判断となります。