ドライブで、茨城県南西部の1町5市の庁舎を見学して巡りました。
最初が猿島郡五霞町です。町域全体が利根川の南側に立地し、県本体とは大河で隔絶されるといった特徴があります。 元の利根川の流れが、町域の更に南側だったようです。 水路と田圃の区画整理,『土地改良事業』が大事業であった様で、大きな碑が庁舎の南側に建っています。
次が坂東市です。元の岩井市と1町との合併の特例債を活用して建てられたと思われる、新市庁舎が4年程前に完成、供用された様です。 全体が漆黒の材木板で覆われ、真上から見れば、直角二等辺三角形の3階建てです。 北側の部分が階数が上がるごとに後退し、外見上階段の形を成しています。 市民への部門別の受付窓口の配置も独特で、市庁舎として成功例となるか、失敗例となるか、定かでは有りませんが、一度視察する価値はありそうです。
その次が常総市です。北から流れる鬼怒川と小貝川に挟まれた南北に細長い市域で、平成の合併ではかなりの紆余曲折の末、岩井市が北部の1町を編入合併した上で、市名を変更しています。 市庁舎は、四角い建物が2つで、向かって右側の本庁舎、右側が議会棟と別れていますが、議会棟の1階は福祉の業務と窓口となっています。
更に次が守屋市です。 まず、高い塔があり、北側に花弁を広げたような4つのブロックを斜めに配置した、ダイナミックな構造で、図書館も敷地内に設置されています。 駐車場が建物群を取り囲むように広がります。入口は多数ありますが、中央玄関から入ると、全体の配置が分かり易くなっています。
最後が取手市です。10数年前に議会運営委員会で視察済です。 耐震性に問題が有る、との指摘のあった議会棟はそのままです。