かつて、日本が中国民国を軍事侵略していた時代に、中国人で胡適という学者がいました。
アメリカ留学や内外の有識者との豊富な交流に恵まれ、中華民国の外交も担った、彼の主張は次の通り要約されます。
すなわち、中国は持久戦に耐えながら、アメリカの海軍力と、ソ連の陸軍力を導く事による日本の自滅を待つべし、といったものです。
胡適は、この未来ビジョンを、時期までほぼ正確に示しています。
現今の日中の関係は、ある意味では真逆でみありますが、軍事的に突出した国が、国際的に孤立して自滅の道を歩む、といった論理構造は、永遠の真理かも知れません。
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