午後2時から4時半頃まで、飯能市市民会館の大ホールで、歌劇『幕臣 渋沢平九郎』を鑑賞しました。
幕末の草莽の士で渋沢栄一の見立て養子の渋沢平九郎を主人公に、兄の尾高惇忠、尾高長七郎、従兄の渋沢栄一、渋沢誠一郎そして、幼馴染のゆこを配し、農民、町人、兵隊の合唱団、子供達などが登場します。小編ながらオーケストラの本格演奏による、オリジナル作品でした。
激動の時代に翻弄される、大衆の視点を基礎に、理想の世直しに殉ずる、渋沢平九郎の悲劇を、明治の近代化に貢献し栄達する親族の陰の存在として、浮彫にして、芸術的に昇華しています。
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