午前9時半前に、市内野田の新光近くに立地する西武地区体育館に赴きました。 本日は、市議会の決算特別員会の現地調査があり、委員として参加しました。
同体育館は、令和3年度に9,097万円をかけて、改修工事が実施されました。
先ず玄関からアリーナに入場し、時計の反対方向に一周しました。 西側のバスケットのゴールポストが上部に跳ね上げられた箇所などを通過し、南東寄りの雨漏りの酷かった部分の天井も見上げました。
次に、東側の階段から2階の北側の小さな床に上がりました。 主に踊りの練習場で、物置は無く、卓球台などを置くことは想定されていません。北側の明り取り窓は、ワイヤーの巻取り式になっており、手前に倒れるように開きます。
更に、キャットウオークの様な幅の狭いバルコニーを、西、南、東と一周し、元の階段から1階に降りました。
1階のトイレは、スライド式の頑丈で幅の広いドアーの中に、男子用、女子用と多目的の部屋があり、車椅子が通れるだけの幅が確保されていました。
最後は屋外に出て、体育館の周囲を一周し、外壁や庇屋根、空調のダクトを目視しました。 また、東の高台に遠ざかって、体育館全体を眺めると同時に、全面補修した銀色の切妻屋根がよく見えました。樋が外に見えない構造となっています。
午前10時10分頃に終了し、自動車で移動して、市内東町の藤沢北学童保育室に10時半頃に到着し、10時45分から、現地調査が始まりました。
元の学童保育室は、小学校校舎からかなり北の住宅街の南北に細長い敷地に在りました。プレハブ平屋の建物が、かなり老朽化し、手狭であったようです。
新たに令和3年度に、1億1,528万円掛けて創設された学童保育室は、小学校の敷地内にあり、校舎とは運動場を隔てた位置にあります。木造の2階建ての建物で、県の施設・設備等の基準を満たしていました。
学童保育室は3つあり、単一の建物ですが、3つの学童保育室という扱いです。定員は40人程で、ほぼ正方形の保育室1と保育室2が一階に、保育室3が2階に配置されていました。
階段の段差は、小学生に合わせた低さで、大勢の児童が集うので動線は縦横に確保され、2階からは屋外の非常階段が下りていました。
本棚の角は、アクリルのクリップが被せられる等、安全に配慮されていました。その他様々な工夫が施されていました。調査委の最初と最後に、保育室で開設や質疑・応答があり、合理的な調査が出来ました。 現地調査は、11時半頃に終了し、乗用車で、市役所に向かいました。
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