昨晩から本日未明の深夜にかけて、インターネットのオンデマンド配信で、2004年製作のアメリカ映画『ミリオンダラー・ベイビー』を鑑賞しました。
題名からは、多くの賞金を稼ぐ女性ボクサーと老トレーナーの成功物語か、と想像していました。
ところが、試合中のチャンピオンの反則や偶然の悲運により、女主人公は脊髄損傷の為に、半ば植物人間となって入院します。
回復の見込みも無く、状況は徐々に悪化の一途を辿り、女主人公は自殺未遂を図ります。見かねた男主人公のトレーナーが、自殺幇助・安楽死・殺人、のどれともつかない方法で、女主人公を『尊厳死』させることになります。
『圧味の悪すぎる映画』の一つですが、人間の生と死、を荘厳に描いているともいえると思いました。
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