午前、和辻哲郎の随筆『城』を読みました。
関東大震災後の東京丸ノ内と江戸城跡。高層建築群(街)を対峙(対立)して、濠を隔てた江戸城遺構の石垣や門の、存在感・美的感覚の再発見というより、新たにっ出現した威圧感を述べています。
次に、大阪城の石垣の巨石の偉大さに言及し、総体的ではない、絶対的な価値を見出しています。
更に、美保の松並木や、日光の杉並木と、近代都市の街路樹を比べて、時代や風土に基づいて論じています。
高い見識に基づく、そして大胆な説の表明であり、その、知識・見識そして胆識に敬服しました。
6時30分から、西武地区第4区の納涼祭が催され、参加しました。
コロナ禍も完全に終わり、かつて以上の盛況でした。